こないだのre Inventで発表のあったAWS Cloud9。クラウドベースのIDEでLambdaの開発が行えるというものです。
さっそくAWS Cloud9を構築してLambdaの開発環境を整えてみました。
Lambda関数作成
最初のコードはblueprintから簡単に構築できます。welcomeタブの「Create Lambda function」から構築しましょう。
ここではPython 3.6のs3-get-object-python3を作成しました。
ローカル実行
トリガーに選択できるのはAPI GatewayのみでS3はありませんでした。
payloadが指定できるので、事前にS3にファイルを配置して直接JSONを指定します。
docs.aws.amazon.com
{
"Records":[
{
"eventVersion":"2.0",
"eventSource":"aws:s3",
"awsRegion":"us-east-1",
"eventTime":"1970-01-01T00:00:00.000Z",
"eventName":"ObjectCreated:Put",
"userIdentity":{
"principalId":"AIDAJDPLRKLG7UEXAMPLE"
},
"requestParameters":{
"sourceIPAddress":"127.0.0.1"
},
"responseElements":{
"x-amz-request-id":"C3D13FE58DE4C810",
"x-amz-id-2":"FMyUVURIY8/IgAtTv8xRjskZQpcIZ9KG4V5Wp6S7S/JRWeUWerMUE5JgHvANOjpD"
},
"s3":{
"s3SchemaVersion":"1.0",
"configurationId":"testConfigRule",
"bucket":{
"name":"XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX",
"ownerIdentity":{
"principalId":"A3NL1KOZZKExample"
},
"arn":"arn:aws:s3:::XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX"
},
"object":{
"key":"YYYYYYYYYYYYYY.yml",
"size":1024,
"eTag":"d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e",
"versionId":"096fKKXTRTtl3on89fVO.nfljtsv6qko"
}
}
}
]
}
Lambda(local)を選択してRunボタンを押してローカル実行します。
最初からpython3は使用できました。python2であればpipも入っていたのですが、python3には入っていなかったのでまずはpipのインストールから。
bashのコマンドプロンプトがあるので環境は好きに構築できました。
docs.aws.amazon.com
インストールするときはLambdaファンクションの作業ディレクトリのローカルにインストールします。
qiita.com
$ curl -O https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py
$ sudo python3 get-pip.py
$ cd function_name
$ sudo /usr/bin/pip-3.6 install pyyaml -t .
※よくみたらpip3は最初からあったかも。PATHが通ってなかっただけかも。
デプロイ
Local FunctionsのLambdaファンクションを選択して↑ボタンを押すとデプロイが始まります。
Remote functionsに追加されます。(最初からあったかも)
コンソールからLambdaファンクション確認したら中身が更新されてました。
リモート実行
Lambda(remote)を選択してRunボタンを押します。
ここで権限まわりの確認ができます。S3のアクセス権がないのでエラーが出ると思います。
Lambdaファンクション作成時に作成されたIAMロールがあるので、それにS3のアクセス権を追加します。
pytestでテスト
$ sudo /usr/bin/pip-3.6 install pytest -t .
pytestをインストールします。pytestでテストを書いておしまいです。
最後に
けっこう良さそう。これでAWS Cloud9で開発する準備が整った気がします。