やーまんぶろぐ

気が向いた時にだけ書くブログ

123D Designで3Dデータのコップを作成してみた

123D Designを使って3Dデータのコップを作成してみました。
コップを作るのに使用した簡単な操作について書いていきます。

123D Designのインストール

下のリンクからインストール。
www.123dapp.com

完成イメージ

取っ手付きの円柱のコップを作成します。

f:id:yamano3201:20160327213423p:plain

円柱に取っ手をつけて、内側を削れば完成です。

それではNewからプロジェクトを作成して、作り始めましょう。

Primitivesから図形を選択して配置

まずはPrimitivesからCylinder(円柱)を2つ、Torus(リング)を1つ配置します。

f:id:yamano3201:20160327213608p:plain

Transformでサイズと向きと位置を調整

まずはサイズを調整します。図形を選択してTransform -> Scaleを選択します。
矢印が現れるので、摘んで動かしましょう。

f:id:yamano3201:20160328010914p:plain

サイズ間はグリッド線を目安にしましょう。面積とか体積はMesureでわかります。

向きを変えるには、図形を選択してTransform -> Move / Rotate を選択します。
矢印が現れるので、掴んで回しましょう。今回は、角度を見ながら90度回しました。

f:id:yamano3201:20160328011020p:plain

あとはTOPとFrontから見ながら位置を調整。

f:id:yamano3201:20160328011612p:plainf:id:yamano3201:20160328011622p:plain

右上のアイコンを選択すると、見る角度を変えられます。
家の形をしたホームボタンを押すと、元の角度に戻ります。

f:id:yamano3201:20160328011831p:plain

Combineで図形をくっつけたり削ったり

まずは、円柱とリングをくっつけて、取っ手付きの円柱を作ります。

shiftボタンを押しながら、二つの図形を選択して、Combine -> Merge を選択します。
これで一つの図形になりました。
f:id:yamano3201:20160328012543p:plain

続いて、内側を削ります。

上で作成した取っ手付きの円柱に、すっぽり入るように円柱を配置します。

f:id:yamano3201:20160328013207p:plain

二つの図形を選択して、Combine -> subtract を選択するとコップの出来上がりです。

f:id:yamano3201:20160328013523p:plain

保存とSTL出力

作業した状態を保存したい場合は、Saveを使用します。

Save -> To My Computer で好きなところに保存しました。拡張子は123dxです。

3Dプリンターで出力する場合は、STL形式で出力する必要があります。

Export as 3D -> STL で拡張子stlのファイルが出力されます。

エラーチェック

3Dで出力できる形式になっているかチェックする必要があります。
エラーチェックには別のソフトが必要です。

ここではnetfabb basicを使用しました。
www.netfabb.com

Mac OS Xのnetfabb Basic 7.3.0 - 92MBをインストールして準備はOK。

※「開発元が未確認のため開けません。」と出た場合は、以下のリンクを参考にしましょう。
アプリケーションの起動またはインストールを行うと「開発元が未確認のため開けません」エラーが表示される(Mac OS)

初回起動したらNameとEmailを入力して、KeyをGetをしましょう。
GetしたKeyを入力してRegisterボタンを押せば起動します。

先ほど作成したSTLファイルを選択して開きます。

モデル全体が緑で右下にサイズが表示されていたらOKです。

f:id:yamano3201:20160327211711p:plain

最後に

今回は練習がてら簡単なモデルを作成してみました。
次回は、実際に欲しいものを作成してDMM.makeで作ってもらうところをやりたいと思います。

3Dプリンターサービス - DMM.make 3Dプリント

また気が向いたら、書きます。