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【AWS Black Belt】Elastic Load Balancing Update - Application Load Balancer 参加ログ

AWS Black Belt】Elastic Load Balancing Update - Application Load Balancer 参加ログです。

[Black Belt Online Seminar] Elastic Load Balancing Update

2016/10/17 リンク添付

www.slideshare.net

レイヤー7 のコンテントベースのロードバランサーであるApplication Load Balancer(ALB)の説明でした。

レイヤー4ベースのロードバランサーについては前回メモした通りなので割愛。
yamano3201.hatenablog.jp

ALBで追加変更となった部分を箇条書きしていきます。

  • 呼び方が変わりました。今までのELBをCLB(Classic LB)と呼び、ELBと呼ぶと追加となったALBとCLBを含んだものを指します。
  • ALBは全てクロスゾーン負荷分散が有効になっています
  • アプリケーションが作成したCookieによるスティッキーセッションはALBではできません
    • ELBが作成したCookieでスティッキーセッションはCLB同様でできます
  • ALBの場合はマネジメントコンソールからconnection draining されていることが確認できるようになりました
    • connection drainingとは、インスタンスをELBから切り離したあとも処理してくれる機能のこと。切り離した時点で新規セッションが貼られることはありません。
    • CLBでもCLIでは確認できます
  • パス部分のパターンでターゲットグループに振り分けることができるようになりました
  • コンテナ化されたアプリケーションのLBが改善されました(複数ポートと動的ポートマッピング)
    • 同一のインスタンスにある異なるポートで動くアプリをLBすることができるようになりました
  • EC2, ECSコンテナの混在も可能です
  • Websocket対応, HTTP/2対応, メトリクスの改善が行われています
  • ALBの料金はLCUで決まります
    • LCUとは、新規接続数、アクティブ接続数、帯域幅を測定し、使用料が最も高いものを請求する仕組みのことです
  • CLB to ALBの移行ツールがあります

github.com

以上。