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AWS CloudFormation の更新 – YAML、クロススタック参照、簡略化された置換 について

AWS CloudFormationに更新があったみたいです。

AWS CloudFormation の更新 – YAML、クロススタック参照、簡略化された置換 | Amazon Web Services ブログ

AWS CloudFormation で YAML テンプレートとクロススタックリファレンスをサポート

それぞれ見てみたいと思います

YAML Support

テンプレートをYAMLで書けるようになりました。
JSONだとコメントが書けなかったりと不便だったので嬉しい更新ですね。

ただ、JSONYAMLではイテレーターが使えないのが不便なところ。
まじめに書くと数千行になってしまうので。

クロススタック参照

1つのスタックから値を取得し、他のスタックで使えるようになりました。
例えばあるスタックで作成したVPCの情報やセキュリティグループの情報などを、他のスタックで呼び出せます。

簡略化された置換

変数の書き方が難しかったので、少し嬉しいですかね。

最後に

普段はkumogataを使ってrubyの文法で書いてます。
https://github.com/winebarrel/kumogata
コメントも書けて、同じような設定はeachで書けて、変数もruby的な表現で簡単に書けていたので、「YAML Support」と「簡略化された置換」に関してはあまり恩恵はなさそうです。

また、VPCVPC サブネット、セキュリティグループ、IP アドレス、Route53などを分けるために、スタックをネストして使っていました。
keiwt.hatenablog.com

ネストする場合は親スタックが各子スタックの関係を知っていないといけなかったので、
「クロススタック参照」を使うことでさらに疎結合にできそうですね。

書き方もシンプルになるので、今度試してみたいと思います。