ストレスフリーの仕事術を読んで
この本に出会ったのは社会人一年目のとき。当時はマルチタスクが苦手で何から手をつけたらいいのかわからず周りに迷惑かけてた気がします。
これを呼んで全てが解決したわけではないけど、この本の内容を頭の片隅にいれておいたのは後の成長に繋がった気がします。
最近、同じようにマルチタスクで悩んでいる後輩がいるという話を聞いたので、久しぶりに読み返してみることにしました。
ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
- 作者: デビッドアレン,David Allen,田口元
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2006/05/18
- メディア: 単行本
- 購入: 33人 クリック: 341回
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気になった言葉のメモと、個人的な感想を書いていきます。
- 忘れないことを忘れることができるようにする
- しっかり全体像を把握することを避けていては、今の仕事を改善したり、変えたりすることは難しい
- 複数のことを一度にやろうとするのは、ストレスと失敗のもと
- シンプルだが、それこそ世界を変えてしまうぐらいの破壊力をこの「週次レビュー」は持っている
- 打てなかったことはいい。問題は打てなかったことについてどう判断するか、なのだ
- おまけ 優先度も高いけど後回ししがちなタスク
- 最後に
忘れないことを忘れることができるようにする
なんだかんだこれに尽きる気がします。頭の中を全て書き出すことで、いちいちあれはどうしたっけ?と考える必要はなくなるので余分な労力を使わなくて済むようになりました。
しっかり全体像を把握することを避けていては、今の仕事を改善したり、変えたりすることは難しい
問題解決の手法と同じで、最初にやるべきことは現状を把握することだと思います。私も分析や優先順位決めの前に意識的に現状を把握することを心がけるようにしています。
複数のことを一度にやろうとするのは、ストレスと失敗のもと
マルチタスクを実践するためには、マルチタスクをしてはいけないと思ってます。
なにかの記事でマルチタスクは麻薬より、生産性が下がるというのを見たことがあります。
http://nakkunn.blog.so-net.ne.jp/2014-10-17-1
ただし実際にはマルチタスクで動かなければならない場面はたくさんあるので、そのときはタスクを細かく分けてシングルタスクを1つずつ処理するようにして、生産性が下がらないように意識してます。
シンプルだが、それこそ世界を変えてしまうぐらいの破壊力をこの「週次レビュー」は持っている
この本の中でなんども週次レビューやリマインダーという言葉が出てきます。
私の中では振り返りといったほうがしっくりきました。個人的にはPDCAやKPTの中でも最も大事なことだと思います。個人だけではなく、チームで振り返る時間があると尚良いですね。
打てなかったことはいい。問題は打てなかったことについてどう判断するか、なのだ
正しい選択をしても、必ずしも勝てるわけではないけど、常に正しい選択を考えて選び続けなければならない。そうすることで、トータルでは勝つことができ、少しずつ上達することができる。こういう考えは麻雀で学びましたね。
おまけ 優先度も高いけど後回ししがちなタスク
私の場合、事務的な作業や特許がこれにあたります。
気の乗らない作業は自分の中で納期を早めに設定して、なるべくまとめて実施することを心がけていますがもっといい方法がないか模索中です。
最後に
昔スマートに仕事をしすぎ。と言われたことがあります。
自分では常に効率とかを考えて、毎週改善していってたつもりだったので衝撃的でした。
あまり残業してなかったですからね。でも世の中そんなもんなのかもしれません。アピール(笑)できたもん勝ちって事ですかね。
ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
- 作者: デビッドアレン,David Allen,田口元
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2006/05/18
- メディア: 単行本
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気が向いたら、また書きます。